ファーム事業

農場について

わたしたちの農場は、蛍飛び交う京都の里山にあります。
農場名は、「たんとファーム」。
ここで、農薬や化学肥料を使わずに年間80種類ほどのお野菜とお米を栽培しています。
きれいな空気、農の営みと共に生息してきた動植物、肥沃な土があり、おいしい野菜が食べられ、長い間続いてきた文化が存在し、未来世代に一番残していきたいものが里山には詰まっています。
私たちが大切にしている土には、1gに1,000億以上も存在する微生物の力によって肥沃な土となり、野菜を含む植物は自らが生態系に働きかけて、自分たちで身体をつくることができます。

わたしたち人はその命をいただくことで、生命を維持しているという当たり前の事実を直に感じさせられます。
人は、自然の一部であり、土との繋がりの中に生きているということ。この事実は、持続可能な食料システムを考える上で大切なことです。
この土の循環の中に私たち人もいる。
だから、おいしい野菜が食べられます。 そして生物多様性があるから地球も健康でいられる。
この食の宝庫の里山を未来にずっと残したいから、 この先の未来にもこの里山と人が共存し、 自然の恵みを届けられるように、循環型の農業に取り組んでいます。